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 朝といったらトマトジュースだ。

 そういうイメージを刷り込むのにどれだけ成功したのか、どうか。

 朝は味噌汁とご飯だった日本人がこういう広告攻勢でどれだけ感化されたのかは分からない。



 朝ごはんの支度がそろそろできたと、子供を呼びに行こうとしたら、冷蔵庫をすでに開けて息子は朝のトマトジュースを飲んでいた。

 「今朝は、ボクの勝ち」、早起きしてすっかり元気な朝を迎えているということか(笑)。

 毎朝、新聞を取ってくるような犬がそれを見ている。 そんなシツケがされているような犬が坊主を見ている。


 まだ髪の毛も整えていないパパからしたらボクの方はもう準備完了というわけだ。


 ママもまだ皿を拭いているとろだ。

 海外の人々は食事の前に皿を拭く。

 洗ってから拭いたとしてもホコリを被っているものだし、たいてい皿というのは見えるところに置いてあるものだからだ。

 考えてみるとこんな家事の手順は日本とはちょっと逆かも知れない。




 注意して開かれた冷蔵庫の中を見てみると、どこか見慣れたマークがある。

 キッコーマンの醤油の瓶が見えるだろう。
 なぜにキッコーマンか。


 調べてみると、キッコーマンは1990年に完全にアジア・オセアニア地域におけるデルモンテ加工食品の商標使用権・販売権を永久的に取得したとある。


 この広告の前後でデルモンテブランドの販売権を取得したようだ。


 キッコーマンにバブルの勢いがあったのか、すでに1963年から付き合いのあったデルモンテとの関係を確実なものとした。

 醤油屋のキッコーマンがアジア地域でのグローバル展開に成功したということだろう。




 海外で醤油となると、どうしてもキッコーマンのブランドを探すことになる。

 なにしろ海外で手に入る醤油というのは紛い物が多くて苦労するからだ。

 「鎮江香醋」というのがあって、それと混同しているのかどうか、酸っぱい醤油が多い。

 「ソイソース」ということには違いないのだろうが、日本のものとは似ても似つかない。


 とても卵かけご飯で食べられるような醤油はない。

 キッコーマンが「ホンモノの醤油」として愛用されているというのは、海外駐在員でなくとも、海外の人にとっても同じなのだ。

 トマトジュースやケチャップでも、キッコーマンは同じように強力なブランドを手に入れたことになる。


 もっとも、海外では卵かけご飯を食べる人はほとんどいない。
 どんなに卵が新鮮だとしても、卵は生では食べないという。

 日本人だけが新鮮な卵が手に入ると、喜んで生で食べると言われる。

 半熟ならまだしも、生のままご飯ににかけて食べるということはない。
 

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