貿易摩擦が欧州との間でも起き、アメリカだけ特別扱いというのも貿易交渉としてはおかしいと、欧州車もよく日本に入ってきた。
この広告はだから、欧州視察団が日本にやってきて、日本の公団住宅を「ウサギ小屋」と言ったその後のことだ。
そういう縁がめぐりめぐってゴーンのような詐欺師が日産に入り込んだ。
考えてみればこの頃に輸入車をよく扱ったヤナセも、この後だろうが、お家騒動を起こしている。
欧州から吹いてきた風は腐っていた。全てを腐らせた。それはある意味で象徴的だ。
欧州という、巨大な偽善・欺瞞の塊が、傲慢さを隠さず、公正さを無視して日本を脅しつけてきた。
日本はこのイイガカりに毅然と対応することをしなかった。中国の不公正貿易が増長したことはそのツケだとも言える。
ゴーンの事件が起きた時、フレンチのネット掲示板などでは日本の司法の公正さについて驚きの声が上がった。
フランスでは上流の人間は逮捕されることは決してないからだ。
絶望的なほどの階級社会。
それから今まで、シリア難民の生き血を奴隷のようにして吸い、中国独裁政権を温存することでそのごたいそうな高貴な立場を守ってきたというわけだ。
とんだ高貴さだ。いっぺんの値打ちもない。
シロッコは砂漠からの風が湿ったものだとも言われる。それはシリアではまさかあるまい。
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