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 西武とかセゾンとか、なんだか懐かしいロゴが書いてあります。

 ガイジン・タレントを有難がるのはよくあった古い日本の傾向です。


 書いてあるコピーの白地文字、そのレイアウトは奇妙です。

 奇をてらった感じがします。これを「センス」とするにはあまりも無理がある。

 広告としては目を引かなさ過ぎる。



 ウールというのはバブルの前後に強力に推しのあった素材だと思います。

 「やっぱりウールでしょ」なんてのがロゴになり、あちこちに貼られるようになり、そのキャンペーンは長く続きました。


 半纏だのステテコだの、半ズボンだの、素材よりはどちらかというとそのスタイルの方が気にされていた時代に、素材というものへのこだわりが持ち込まれるようになったのでした。

 この頃、ダウンジャケットも推しになり、ファッション業界は隆盛を極めてゆきます。


 しかしこういうものには波があります。

 今はイギリス並みに我々は服装に頓着しなくなりました。

 中身が大事。言葉使いや所作などがむしろ今は大事でしょう。



 「男の放牧には服がいる」なんて、まるで日本語どころか言葉として成立していない。

 格好もついていない。

 よく注意しなくとも、最近の日本語のおかしさというのはみなが気になっています。


 これから、言葉の選び方や表現で人の中味が判別されるようになってゆく気がします。


 騙されないようにしないといけません。 論理的におかしいことがないようにしましょう。

 突っ込みどころが異常なほど多くならないように、自分で改めて考えてみる努力が必要です。


 この広告で言えば、「ウールを放牧し男の服にする」、これが意味でしょう。

 ならば、「男は放牧されたウールをまとう自由がある」、なんて感じのコピーがよいはずです。


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