Save0024

 字が細かい・・・(汗)

 なんともカタログを縮小コピーしたような、そんな広告。

 能書きがびっしり書いてあってページの余白が大きい。

 見てくれること、じっくり読んでくれることを期待して、こんなレイアウトになっている。



 広告は最初の「つかみ」が大事だ。

 「つかまない」という手もあるにはあるが、それならそれで何か別な「何か」が欲しい。


 広告を出す側で焦点が絞れていないとこういうことになる。

 シリーズならそのシリーズ自体のコンセプトがあってしかるべきだった。


 こういうオーディオ機器全盛の時代となると、ステレオセットというものはイコール音楽とは単純にはゆかなかった。

 レコードを聴くのか、カセットプレーヤーを聴くのか、ラジオか、ダビングするのか、これだけ部屋のスペースを取るものが単に「音楽」という括りだけでは片手落ちというもの。

 当時は「ライフスタイル」としてのステレオセットだったはずなのだが、商品解説に終わってしまっている。



 広告はなんとなくメカメカしく、なんとなくマニアック、そして言いたい能書きはたくさんあるらしいが、何の魅力があるのかまるで分からない。


 よく見れば棚にはレコード盤が何枚か入ってさえいる。

 それならどんな趣味か、何を聴く人がこの商品を買うのか、と、いわば生活感が出てしまう。

 スペックを読ませるだけの広告ならそんなサンプルは無駄なのだ。



 結局、あまり出来のいい広告とは言えず、案の定、このシリーズは聞いたこともない。

 たいして売れずに失敗したことになる。


 日本のサラリーマンはそんな失敗をしてもクビにもならず、相変わらず偉そうに広告論をぶってお偉方を騙し続ける、危なくなれば組合が守ってくれる。

 昔から呑気で無責任なものだ(笑)。 


 にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ   
この記事が悪くなかったらクリックをお願いします!