デルモンテ



 あまり言われないことだろうが、トマトジュースと男性雑誌の相性はよいらしい。

 ブラディメアリーなんてカクテルもあるし、トマトジュースというのは男性が最もターゲットとして適しているようだ。


 映画でもトマトジュースは男のアイテムとして使われる。
 
 朝、男が目覚ましにトマトジュースを飲むなんて、コーヒーよりも男らしく感じる。
 そういうイメージが刷り込まれているぐらいのものがあると言っていい。

 どだい男というものは単純だから、トマトジュースを飲めば二日酔いに効くとか言われればコロリと信じてしまう。
 必要なビタミンが野菜ジュースから摂れると信じてしまう。
 濃縮還元してしまえば生ジュースよりもずっとビタミンは少ない。


 そして、一度でも習慣づけられればこっちの勝ちだ。

 トマトジュースがないとそれこそ朝があけないというぐらいに依存してしまうようになる。

 一度ついた習慣はなかなか消えない。
 それが広告というものの役割でもある。

 忘れないよう、広告で何度でも思い出させるのだ。朝=トマトジュース、と。
 他の連想はだから排除したろう。
 つまり、女の子と一緒のベッドでトマトジュースで乾杯、なんて広告は作らなかったはずだ。

 こういう暗示は別にズルいことをしているわけではない。昔の受験生でもやっていたことだ。
 壁に「必勝」なんて貼っていた。
 自分に刷り込み、暗示をかけ机に向かうようにしたのだ。




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