ニューシャルマン

  「ニューシャルマン」って、このロゴは何かイヤらしい感じがする。
 とてもスケベな感じがいたします。
 なんかラブホなんかでこんなロゴがありそう。


 「クルージング」って、別に最近ならニコニコ動画か。
 でも昔からそういう言い方はあるのよ。
 「ナイト・クルージング」っていう言い方があります。
 やっぱりこれもどっちかっていうとゲイ系の言葉という記憶が。
 そうなのよねえ(笑)。・・・
 なんか文化的なことって、アーバンで現代だといちいちゲイに引っかかるのよね。
 なんか悔しいわよね。ノンケとしては(笑)。


「ナイト・クルージング」。
 要はね、飲み屋をハシゴしてその夜限りの相手を探すっていうこと。




 アメリカは解放されているようで実はそんなにフリーダムでもない。すごくモラル的に厳しい部分というのもある。
 公衆の場での飲酒が違法だったりするし。
 それこそ、日本みたいにゲイが公衆の面前でそれらしく二人で歩いているなんてことはない。だからゲイとかビアンはそれぞれ特別なBarで、「ハコ」で楽しむわけ。
 「そういう趣味の人たちはこちらで遊んでね」という場所が必ずある。まるで隔離されたゲットーみたいな場所があちこちにある。
 その規模だって小さいBarなんだしお客も限られてるから、こっちがダメならあっちへ行こうって、そうやってアーバンな夜を過ごしたりするの。

 一晩限りの相手を探す。
 それを「ワンナイトスタンド」って言うのね。

 もちろん「シングルスバー」なんてのもノンケ向きにだってちゃんとある。日本語にしちゃうと「出会いBar」。なんかそれだと違うニュアンスだけど。
 シングルスバーに既婚者が行くことは厳禁とされているし、やっぱり一夜の相手を探す寂しい独り者のための「ハコ」っていうこと。
 こういうところはモラルで縛られたアメリカ人の不自由さを感じるところよね。そりゃ既婚を隠して行っちゃったりする人はいないわけじゃないけど。それはすごく犯罪的というぐらいのリスクがある。自分のポジションや社会的な立場をリスクに晒せるかっていうぐらい危険なことなのよ。

 野党の工作員の前川だっけ? 女子高生のいる出会い系にしょっちゅう通っていたという官僚。あれなんてアメリカなら完全にアウトよ。いくらお金積んで黙らせているんだか知らないけど、そんな店に出入りして「何もしていない」なんて通用しないのよ。
 そんなとこ既婚者で、それも高級官僚が行ってい「ハコ」では絶対にないから。
 馬鹿よね、あんな嘘つきに偉そうに色んなところで喋らせておくなんて。


 これが、スウェーデンなんかのずっと拓けた開放的なあたりなんかだと、どこでもゲイもノンケも混ぜて集まっているわけ。
 飲んで騒いであちこちで大掛かりなパーティーになる。レイブとかも言われてたかな。
 そうすると別に特別なBarをハシゴする必要もなし。すぐに相手は見つかります。
 出会って意気投合すれば、相手がどっち系だろうが女だろうが男だろうがいい。
 だから「バイ」だとか、あっちの方がよく耳にするのよね。
 そういう意味ではアメリカの自由さと北欧の自由さは全然違うのよね。
 こんなことを考えるとアメリカの社会には、意外と「モラルの縛り」ってのがあるなあと感じるところ。
 あの国は不思議な国よね。
 そういう意味で、馬鹿なのか賢いのかてんで分からないところがあります。


 まあ、この広告だと「アーバン・クルージング」だってんだから、そこまで相手が必要ではないのかしらね。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ   
この記事が悪くなかったらクリックをお願いします!