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rollitup 広告批評

  古い広告を批評するブログです。  広告デザインや広告戦略を評論し、古い広告を見ながら感じたこともお話していています。 昭和の思い出の広告、その振り返りのこと。 記事は随時更新です。

2020年12月

あのサントりーの昔

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 今見るとこんな広告でも嘘くささしか感じない。「七年」がどれだけ信じられるかという話でしかないように見えてしまう。

 不思議なものだ。


 こんな昭和の時代は酒メーカーでもまだ信頼があったかも知れない。

 NHKのドラマになったようなメーカーを押しのけて、トップグループに入り込んできた。

 地道な営業とコマーシャルによって市民権を得て、サントりーはそこそこのメーカーだった。

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 それが今やどうか。

 サントりーの企業イメージは地に墜ちたかも知れない。

 なぜかザイニチ朝鮮人が会社に入り込み、反日外国人ばかりをコマーシャルに使い、ホームページでは日本の領土さえ捏造している。

 まるで政治団体のようでいかにも胡散臭い。


 確かこんなことになる直前、関連会社を上場させてカネだけは市場からひっぱっていったものだ。

 経営に五月蝿く口を出されないで株式を公開する方法をレクチャーされて。



 「砂糖水」と揶揄されてきたのはコカコーラだったが、依然としてそのブランド力は保っている。

 反対に、海外異分子の工作に流されたサントりーはもはや昔の面影がない。

 この先、もつのかどうかすら分からなくなってきた。大塚家具のようなことがある。

 先は闇だ。


 もしかすると、酒造が比較的になったとは言っても、酒飲みというのはなかなかブランドを変えないものだから、サントりーは安泰かも知れない。

 一度慣れるとなかなか変えられない大衆がそこに見える。

 顔にツバをされてもニヤニヤとサントりーの酒を飲むしかないのだろうか。




 しかし、「一度覚えたブランドをなかなか変えられない」という意味では、こんなウィスキーが売れたのかどうかは分からない。

 ブランドは長い時間をかけて浸透するしかないものだ。


 しかし考えてみるとサントリーはコマーシャルで売ってきた会社だ。

 あちらを売るためにこちらを「捨石」する。そしてジャブジャブの宣伝をする手法だ。

 こうして質の良いものを作っていると広告を流す。新しいものはなかなか売れないのは承知の上だ。

 これなど「ブランド」の体裁すらない。

 ともかく、そうすると、もともと飲まれていたブランドが引き立つ。

 こんなホンモノを作っているのだから今までのものも紛い物ではない、というなる。


 そうして全体として売り上げと利益が立てばよい。


 それは確かに投資なのかも知れないが日本人には受け容れがたい商売のスタイルだろう。


 まるでパチンコで遊んでいるようなものに思える(笑)。

 同じことをやっている、だからザイニチが入り込んだということだろうか。




ア・システムコンポ・プロジェクト

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 実にシロウト臭い広告だと思う。

 訳が分からない詰め込み方。目が疲れるようなレイアウトのウザさ、呆れるばかりの広告だ。


 ラジオ番組「ジエットストリーム」を思わせる夜景。

 斜めの傾き、だから飛行機の翼かと思えばネバダかどこかの砂漠が唐突に貼り付けられている。

 斜めに配置されたウンチクもゴタクも、フォントの色も、なんだか五月蝿い感じがしてしまうだけ。

 みんな斜めw。


 まるで中学生が作ったような広告だ。

 よくこんなものが許されたな、と思ったらパイオニアだった(笑)。


 これは例の「レーザーディスク」発売の以前だったろう。

 まだ木製のキャビネットなどで高級感でモノが売れるとやっていたようだ。

 やがてレーザーディスクの一時的な成功で会社は伸びる。


 しかしその栄華も僅かの期間に過ぎなかった。会社は急速な時代の変化についてゆこうとはしなかった。

 カーコンポ、GPS、アップル互換機など、会社はとことん迷走を続け、ついには破綻寸前の状態となる。

 レーザーディスク成功の驕り、組合によって潰される典型的なダメ会社の物語でしかない。



 組合が会社を駄目にする。

 我が国でテクノロジ企業がロクに育たないというのもこんなところに原因がある。


 派遣と社員という労働格差を温存することで甘えが生じ、企業は活力を失ってゆく。


 将来のビジョンが見えず、ビジネスは「モノ売り」のままだ。

 今の時代、その衰退のスピードは驚くほど早い。



 パイオニアにとって、カーナビなどがそうだったろうが、やり方によっては日本のユニコーン企業として再生できたはずだった。

 しかし会社は、とにかく社員重視という奴で取引先を軽視した。能力がある者を使わなかった。


 かくして、今やGPSはほとんど発展の望めないインフラ程度に成り下がってしまった。

 社会変革の夢は泡と消えた。

 今はインターネットがある。

 ネットとGPSの融合は忘れられたままだ。
 


 木製のキャビネットにうやうやしく収納させたコンポーネントは、同じ時代の広告、オーディオ製品と較べても時代遅れに感じてしまう。

 これでどんなライフスタイルを想定していたのか、独りよがりなものしか感じられない。

 その気質は変わらなかったのだろう。レーザーディスクはよほどの幸運であったとしか言いようがないが、しかしこんなセンスだったのだから、そのブームは短命に終わった。

 言うまでもなくレーザーディスクはパイオニアだけが販売した。



 やがて会社に全く価値がなくなり、消費者にはパイオニアというブランドは遅れたものという印象が植え付けられてしまった。

 今は社会にとっては不要な企業でしかない。


 傲慢さのツケ、哀れさしか感じない。

 
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