rollitup　広告批評

　すっかり腕時計はしなくなった。
　気付いてみれば腕には光るものがない。
　街は全体が時を刻み、我々はその寸分の狂いのない社会に慣れてきた。

　だから、こんな風に哀愁や郷愁と時計を重ねあわされたとしても、まるでピンとこないのだ。


 

　よく知らない人です。ごく普通の美人さんに思えます。

　清純派女優が脱いだということで話題になったとか、そんなところでしょうか。

　髪型では日本風美人と言われるんでしょうが、そうは思いません。


　J&Bなんて、こんな写真に釣られて買うほどダメな酒じゃないと思うのですが、釣りを狙ったものでしょうか。

　かつての昔の時代、こんなカレンダーが飾られたムサ苦しい部屋も多かったのかも知れません（笑）。

　確かにちょっと妖艶なところはある。


　それにしても写真は一工夫が欲しかった。

　首をこうしてヒネるとシワが出てしまってあまりよろしくありません。「蛇女」みたい。

　シワが出ないぐらいの傾きがよいです。モノには程度というのがあります。


　髪をアップ気味にして雰囲気はありますが、作ってる感じ。

　もしゃもしゃの髪にしたら良かったかも知れない。




　一緒に眠った朝、先に体を起こした女性をまどろむ目で見ていたら気付いてふと振り返った。

　そんな場面を撮っているというのはわかります。わかりますけど（笑）。


　今はそういう写真より「魅せる写真」というのが中心でしょう。

　ストーリー仕立てはハヤらなくなったかも知れません。

　台本は結局は台本に過ぎません。今ではあまりウケない。


　このカレンダーを見ながら酒を呑んでもあまり美味しくは感じないと個人的には思いますwww。

　ムラムラしちゃうのも困る。


　広告というより写真評論になってしまいましたが、女性特有の美しい背中は楽しめると思います。



 

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