<$BlogTitle ESCAPE$> rollitup 広告批評 

香水

ブロンドとバスローブ

ブロンドとバスローブ


 モノクロの広告。ブロンドであることがより強くわかる。

 モノクロにはそれだけの訴求力がある。


 女性が「彼の香り」と香水のビンを嗅いでいる。

 前夜に同衾した相手はもう出かけてしまったのか。遅く起きた女がシャワーを浴びて、昨晩の出来事を思い出しているのか。

 バスローブも大きめ。包まれるようにブロンドの華奢な体が少し見える。

 ロマンスの残り香のように、香水の瓶を女が見つけたのだ。


 とまあ、こういうエピソードなのだろうが、残念ながら売り物は香水だ。

 このブログは日本人には香水は向いていないという立場だ。

 なんとか日本人に香水を売ろうとした、その努力は買うが、もはや失敗、もともとは売れないはずのものだったのだ。

 広告は悪くはないが。


 今でも勘違いしたオヤジなんかが臭いをさせている。犬は臭いが見えるようにたどれるというが、そんな感じでさっきまでオヤジがどう歩いていたのかなんて分かってしまうぐらい臭いがしていることがある。

 古臭い臭いだ。オヤジ臭だが、コロンも少し混じっていたりするから気持ちが悪い(笑)。



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オールド・スパイス

オールド・スパイス


  柑橘系コロン。なにか飲めるような広告写真だ。

 そう感じてしまうということはどこか間違ってはいるんだろう。


  このオールドスパイスの瓶は昔から覚えがあって、間違いそうになるぐらい美味しそうに見えた。

 そしてこの柑橘系の色。

 訴求力はあったが、今なら誤飲なんかを警告でもされて、とたんに槍玉に挙がるだろう。


 このブログでは何度も言ってきたが、日本人には香水は合わない。
 日本の文化も民族的な体質からも、カラダに強い香りを振りかけるようなことは合わないのだ。

 それを市場開拓だとばかりにせっせと売り込んだ時代があったのだが、ことごとく失敗している。

 今、柔軟剤の香りがキツくて、「臭いの公害だ」なんて言われているが、日本の女性も男性もこんな昭和の時代は、香りを勘違いしていた時代はあったのだ。

 ちょっと前でも日本に来た外国人によく言われたものだ、「なんで日本のオンナはあんなに臭いんだ」と。

 その頃は男たちはほとんどコロンなんかを使わなくなっていた。

 個人的な感覚だが、このライムというもの。どうもアジアなどの途上国の味がする気がしてならない。レモンとは違うなにか原始的なものだ。未開のものを感じてしまう時がある。「スダチ」はもっといいものだけど。

 まあそれは「味」のことです。




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