モノクロの広告。ブロンドであることがより強くわかる。
モノクロにはそれだけの訴求力がある。
女性が「彼の香り」と香水のビンを嗅いでいる。
前夜に同衾した相手はもう出かけてしまったのか。遅く起きた女がシャワーを浴びて、昨晩の出来事を思い出しているのか。
バスローブも大きめ。包まれるようにブロンドの華奢な体が少し見える。
ロマンスの残り香のように、香水の瓶を女が見つけたのだ。
とまあ、こういうエピソードなのだろうが、残念ながら売り物は香水だ。
このブログは日本人には香水は向いていないという立場だ。
なんとか日本人に香水を売ろうとした、その努力は買うが、もはや失敗、もともとは売れないはずのものだったのだ。
広告は悪くはないが。
今でも勘違いしたオヤジなんかが臭いをさせている。犬は臭いが見えるようにたどれるというが、そんな感じでさっきまでオヤジがどう歩いていたのかなんて分かってしまうぐらい臭いがしていることがある。
古臭い臭いだ。オヤジ臭だが、コロンも少し混じっていたりするから気持ちが悪い(笑)。
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