シュッとして素敵な大人の女性。
それにしても、「エレベーターを使わない」なんて、なんで言うのか。
パッと見て意味が分からなかった人、それはもう新しいパラダイムの人ということ。
現在を生きる人ということだろう。
広告を見て首をかしげ、「モンブラン」と「JALパック」と書いてあるのを目で追う。
スキーをやりにモンブランに行くツアーがあるんだと分かるまで時間がかかる。
スキーツアーの宣伝だ。
で、エレベーター? とまた一瞬考えて、それでせっかくモンブランまでわざわざスキーに行くんだからと、階段を使って足腰を鍛え始めると彼女が呟いてる、と分かる。
ここまでのロジックがまるで今の我々から見るとチンプンカンプンだ。
今はすっかりマネタイズされ、「アスリート」というものと我々個人は厳然と分けられているものだからピンとこない。
呟くのだって今は「ツイッター」を使う。
スキーもスノーボーダーと混在するようになっても秩序もルールもなく、すっかり危険なものになったし、無責任な連中が多いのでおちおち安心して滑れないだろう。
衝突して怪我させたらスタコラ逃げる連中がいる。
そんな事故は山の村おこしで隠されているが実は多発してたりする。
スキーのために足腰を鍛える? スポクラはコロナで閉鎖されてたし、階段なんか使ってたら今時はテロかと思われて警備員に何て言われるか分からない。
「エレベーターは使わない」なんて言葉だけでも、エレベーターの使えなくなったタワマンすら連想してしまう始末。
なにもかもが変わった。
古すぎて広告についていけない。 「モンブラン」という菓子すら思い出すのが難しい。
別に呆けているんじゃない。時代が変わるというのはこういうことなんだろう。
「シュプール」って言葉はドイツ語だ。古すぎてわからない人もいるだろう。
今だったらJALでフロリダの方が現実的だろうか。 きっとJALでカネをたんまり稼いだ稲盛はそっちを選ぶだろう。
稲盛?前原? それだって、もはや遠い過去の話に思える。
私をコロナに連れてって。
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