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  デビット・ボウイ、この人のことで書くなら、とてもではないがブログのスペースでは足りない。

 グラムロックの時代を駆け抜けた人だ。

 実験的ロックとかそんな言葉が恥ずかしくなかった時代、ダイヤモンドのようにキラキラとした彼ら、多くのヒーローたちが時代を彩った。

 それは素敵な思い出だ。

 そして、ボウイは年齢を重ねても、エネルギーは無限にさえ思えた。


 しかしフレディも、みんな逝ってしまう。マイケルも。

 広告がスキャンの関係で歪んでしまったが、それも何かこの人には相応しいようにさえ思える。

 
 スッとした美しい人だ。カッコよさというのはこの人のためにある言葉の気がしないでもない。

 男とか音楽とか、声とか、リズムとか、そんなものではないところにあるもの。彼の存在自体がセクシーでかっこいい。

 自分をよく見ている人だった。見られる自分をよく考えた人だ。そして自然体でもあった。何かと戦おうとはしていたが、その自然さが相反するものだった。



 デビット・ボウイが好きだという女性を何人か知っている。

 みんな不思議と、同じようにして持っているボウイのレコードジャケットを俺に見せてくれた。


 そのうちの一人はアメリカに行って麻薬で亡くなった。もともと日本でも覚せい剤みたいなものをやっていたのかも知れない。

 ロレツのあまりよくない人だったが、いつも酔っている時に会ったから定かではない。


 中堅の広告代理店でバイリンガルとして登用されていた。

 望んで渡米し、暫くして音信がなくなり突然に亡くなったという連絡がきたらしい。

 実家が静岡の漁師町だと言っていた。

 キスをせがまれて拒んだ時、「そういう人じゃないんだ」と言われた。

 ボウイには、こんな湿った話もどこか似つかわしいところがある。

 晩年の熱唱はどれも鳥肌が立つ。  声と特有の発声が耳に残って離れない。

 
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