西郷輝彦

 なんだか恥ずかしい色のクルマ。
 プラモデルじゃないのこれ?ww プラモデルってのも死語に近いけど。
 「グランダム」? これって「ガンダム」の元ネタ?
 まさか違うだろうが(笑)。

 しかし今、これと同じものがもしピカピカの状態であったら逆に価値があるかも知れない。
 タレントは西郷輝彦。このクルマの色に負けずに顔が濃い。



 よく、古い昔を「セピア色」だと言う。
 しかしこうやってその当時のものをいきなり見せられると「どぎつい」ってしか感じない。

 過去が「セピア色」なのは、振り返った我々の心が郷愁に染まっているからで、過去というのはむしろドギツイ色をしたものなのかも知れない。 見る目によって物事は違う。
 過去ってのは、実はまがまがしくて生々しくて、鮮明過ぎるぐらいなのかも知れない。

 キリストの時代も、戦国武将の時代も、産業革命の真っ黒な煙も、
 当時そのときはドギツイくて、ロンギヌスに垂れた鮮血はその色そのままに、刀の輝きはまぶしいばかり、石炭の黒は漆黒だったのだ。

 まあ、現在にいる我々がそれを見るには、タイムマシンでもなきゃわからないが(笑)。

 そういう「過去の価値を買う」ってことなら、いいお金の使い方かも知れない。
 こういうビンテージというか骨董というか、こんなクルマだったら金を出してもいいかもしれない。
 
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