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rollitup 広告批評

  古い広告を批評するブログです。  前から続けてきた本家ブログからコンテンツを切り離すことにしました。  広告デザインを評論したり、古い広告を見ながら感じたことを書いています。 昭和の思い出と振り返り、記事は最新の更新です。   広告写真はクリックすると別ウィンドウで拡大できます。

2020年03月

志村けん死去とベータマックス


ベータマックス

 
 昭和がまた逝った。
 それが特に、コロナウィルスという特別なこの時代の変わり目であったことは特に記憶に刻まれてもいいかも知れない。
 

 戦後をまたいだ昭和という時代、その混沌とした時代は多くのものを生んだ。

 それは間違ったり、負けたり、淘汰されたもののにとっての歴史でもある。
 かろうじて生き残ってきたものでさえ、やがては終末を迎える。
 すべてが森羅万象のことわり、同じことだ。


 このコロナウィルスという新しいものに立ち向かう人々は、かつてと同じように多くを切り捨て、打ち克つことだろう。今の我々がそれを信じられないでどうする。


 ベータマックス。
 ベータとVHSの争いはいちがいに規格競争といわれることが多いが、 その実態は品質の争いだった。

 単に質をブランドや覇権が凌駕したに過ぎない。

 その証拠に、いつまでも画質がベータにVHSは劣ると言われたものだから、その後になって、S-VHSなどいくつもの規格の改良が行われた。
 もしやることがあったとしたら、規格の改良やバージョンを上げることよりも、もっと利用法、水道のようなインフラにさせることだったろう。
 やがてこれもデジタルの波に呑まれていった。

 品質とは進化ということ。
 我々はその進化に適応してゆかねばならない。コロナへの適応ももはや現実のものとなりつつあるのではないか。


 戦いに疲れた者には休息が訪れる。
 死は永遠の休息だ。



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旅先にドライヤーを持ってゆく

出張先のホテル


 ヘアドライヤーなんてわざわざ「ヘア」と言ってしまうところに昭和を感じてしまう。

 新大阪なんて言っているから、まだ新幹線での出張は珍しかった頃か。

 夜行で大阪に行くとか、そんなに急がない出張の時代が終わって、スピードの時代になっていった。
 慌しく移動する時代へ移り始めた頃。


 夜に新幹線で到着して、体の汗をシャワーで流したら夜の街に繰り出すのだ。

 この頃は新幹線でも座席で喫煙をしていたはずだ。確かにシャワーで髪を洗い流す必要があった。

 「ひと風呂」と言っているが、これも昭和の言い方だ。

 昔はシャワーであっても「ひと風呂」と言った。
 何も大浴場に行ってのんびり浸かるわけではない。
 窓から見える夜景もそんなホテルを思わせる。



 もしかしたら、夜こそが出張の仕事の目的かも知れないが、ドライヤーをかけて身だしなみを整えて出かけるというわけ。

 「ひと風呂浴びて、出かけるか。」とある。
 遊びなら「さて、ひと風呂浴びて、出かけようか。」とするだろう。

 ニュアンスがないので、遊びなのか夜の接待の仕事なのかははっきりしない。


 
 ちょっと前からドライヤーは髪が痛むと、水気を拭き取るだけになったが、実は地肌は乾燥させた方がよく、ドライヤーは使ったほうがいいらしい。

 それでもわざわざ出張先にドライヤーは持ってゆかなくていいだろう。今はどこでも備え付けがある。

 


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せっかくのカリブの風、写真がどうにも残念だ

バカルディ


 モデルはいい。肉感的で、やや褐色で、強い風が吹き付けているカリビアンのビーチをよく思わせる。

 ただ、胸元にはグラスがの光線の加減が写りこんでしまい、どうにも間違った感じ。

 そしてウェストは贅肉が強調されてしまっている。


 カリブは風が強いところだ。
 ハリケーンなんてなくても、ビーチは荒れている。

 だからあそこらの女は強い女がいる。
 意思の強そうなキリッとした女が。

 それがバカルディ・ラムを飲む。カクテルなんてナメてかかっていると相手は手強い。

 そういう雰囲気を出したいのは判かる。
 だが慎重さがもっとあってはよかったのではないか。外注して、送られてきた使えそうなものはこれぐらいしかなかったのだろうか。

 ラムはラムレーズンを作っておくと楽しい。バカルディなんてサントリーみたいな安っぽいのではないからそっちを作る方がもったいなくない。

 パンケーキなんか作っても大人のデザートにして楽しめるし、安いアイスクリームを買ってもラムレーズンを加えれば上等の味になる。

 甘い感じの酒は猛烈な暑さと風、あの気候ならいいのだが、わが国ではあまり他に使い道がないように思える。

 いくら酒好きでも、日本では昼からウィスキーはあまり呑まない。そんなのと同じだろう。

 気候というのはあるのだ。




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エアチェックのラジオにはアンテナが必要だ

エアチェックのラジオ


 「エアチェック」なんて昔は言っていた。

 「エア」は電波のこと。今の「エアギター」のそれとは違う意味。

 みんなレコードをいちいち買う金がないもんだから、高品質な音、特にステレオで曲を提供してくれているFMラジオを録音し、それを繰り返し聞けるレコード代わりにした。


 ただ、どうしたってラジオだからそれを捕まえるアンテナが必要になる。
 それはちょっとアンテナの向きが悪いとサーサー言ったり、それこそ太陽の黒点なんかのせいで電波状況が悪くなったりもした。


 この頃のこういうオーディオの宣伝は、どれもその「ラジオにはアンテナが必要」ということがすっぽり抜けていたように思う。

 だから、いいオーディオシステムを買ったはいいが、ラジオがサーサーと雑音を必ず入れてしまうとか、環境によるそんな悲劇はあった。

 そして電気のスイッチを入れたりすれば入るノイズww(笑)。
 ドライヤーなんかとんでもない。ビリビリと電気のノイズが入る。

 都会の、狭い隣の家が電波を邪魔をしたり、そんな悪い電波状況のところもあった。

 昔の電波は今よりもずっと質が悪かった。
 ラジオの電波にしたって昔と同じではないのだ。



 そうして、番組表をチェックして、関心のあるアーチスト、いや、昔はミュージシャンと言った、その新しいアルバムを狙う。
 アンテナとかそういうのを調整しながら、息を殺して一曲をテープに取る。
 それはまるでハンターさながらだ。

 カセットテープに録音するのだが、それだって曲と曲のつなぎや、フェードイン、フェードアウトなんてことまで工夫してをしてひとつの自分だけのアルバムを作った。

 好きな娘にそれをプレゼントするようなこともやられた。


 このカセットテープを持ち運びできるようにしたのがウォークマンだ。
 これが世界的なヒットになったのは当然だ。


 だが、実は、世界は日本と違って色んな放送局があった。
 タレントなんかが無駄なお喋りをしない、毎日、曲だけを流しているラジオがちゃんとあった。

 そしてラジオをつけているだけで毎日が楽しい、そんな国も多かった。

 だから、実はエアチェックなんて貧乏臭いことをやっていた国は日本ぐらいだったのだ。

 今でも、テレビやラジオ、質のよい楽しみからは日本人は阻害されている。



 エアチェックという涙ぐましい努力が音楽に向けられた時代があったことは、今の音楽業界の廃れ方からすれば信じられないものがある。

 そのうちレンタルレコード屋なんてものが出てきて、そちらも活況となった。
 今よりもずっと自由だったから、豊かな時代だった。




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