<$BlogTitle ESCAPE$> rollitup 広告批評 

rollitup 広告批評

  古い広告を批評するブログです。  前から続けてきた本家ブログからコンテンツを切り離すことにしました。  広告デザインを評論したり、古い広告を見ながら感じたことを書いています。 昭和の思い出と振り返り、記事は最新の更新です。   広告写真はクリックすると別ウィンドウで拡大できます。

2019年10月

仏映画ときたら「死刑台のエレベーター」

クロード・ルルーシュ


 フランス人はよく見るとニセモノ、マガイモノの人物というのがやたらと多い。近年のブレグジットを巡る騒動ですっかりフレンチの威光は消えた。 昔に比べてフランスが落ちたというわけじゃない。もともとだろう。
 「おフランス野郎」とか言って嘲笑されたのは間違いではなかったかもしれない。
 ヒットラーのパリ凱旋を熱狂のうちに歓迎しながら、これに沈黙し、あたかもノルマンディで戦勝し必死に戦ったかのように振舞った欺瞞の国だ。


 昔、フレンチどもに向かって「この国は農業国でしょ」と言ったらひどく突っかかってこられたことがある。パーティーかなんかだったが、その有無を言わさぬ議論さえ許さぬ程のいい張りに子供っぽさしか感じなかったものだ。
 フランスの農業経済は大きくないというのか? (笑)
 お前らは百姓だ、お前らのその見識がその証拠だと言っても、極東の人間の戯言と彼らはかたくなで、わかろうとはしなかった。
 ニセモノの権威と尊大さ、フレンチの正体はとうに知れている。
 これからドイツにぶら下がって、ユーロという虚構をどう維持するのか。
 鼻に付くご大層な宣伝文句以外に本質はない。
 要は自分だけが正しいという理屈。 これは中華、すなわち「世界の中心の華」という思想、中国の独裁に通じるものと同じ神経なのだ。


 クロード・ルルーシュは実はよく知らない監督だ。名前は聞いたことがある。そういうレベル。
 フレンチ映画ときたら「死刑台のエレベーター」がまっさきに思いつくぐらい。


 昔ある時、フレンチのバスに乗って生粋のフレンチばかりと一緒になったことがある。
 パリからアビニヨン行きのバスだったかと思う。
 それでいわゆるトイレ休憩の時に、途中のショッピングセンターか何か、SAで止まり、みんなが下車し、ディナー食うとか三々五々それぞれの用を足した。
 もう深夜近かったかも知れない。
 その古びたSAだか立ち寄ったショッピングセンターみたいなとこで俺は自分のメシを食って、タバコを屋上で吸い、エレベーターに乗って地上階へ降りようとした。エレベーターは結構な混雑だった。
 エレベーターで12、13人と一緒になったろうか。 全員がフレンチだった。

 突然、そのエレベーターが止まった。 電気も一瞬消える。
 少しするとエレベーターの電気は付いたが、エレベーターはうんともすんとも言わなくなった。
 キシキシと吊り下げられているワイヤーの音がするだけだ。 全員がどうなっていることかと押し黙り不審がった。
 俺はどうせよくある停電とその停止事故なんだろうと落ち着いていた。いずれ復旧するさ、と。
 東洋人はそのエレベーター内に俺一人。

 俺はふと思いついて言った。「あれ、なんかこういうシチュって映画であったような・・・」
 そこの全員に言うともなしに、思い出そうとひとりごちた。
 よく思い出せない。  え?  と、そこの全員がこっちを向いた。
 「なんかエレベーターがとまってしまい、色々とヤバいことになってくってゆう・・・」
 「そういう映画・・・。動かないエレベーターでまんじりとも動けないで・・・」

 するととうとう、そこにいた連中がほとんど一斉に「エスカリオーレ・オ・シー!」と言った。
 ああ、それか。
 たぶんそれが「死刑台のエレベーター」の題名の仏語なんだろう。
 そうして次にはみんなが俺に非難と言うか全く困った奴だというか、そんな目を向けてきたので、童顔の東洋人はまるでガキのような顔をしてキラキラとみなさんにご挨拶。
 「だよネ」とウィンクしてやったものだ。
 みんなが「呆れた猿だ」というような顔をしていたが、動こうともしないエレベーターでポチポチと非常電話のボタンを押しても誰も答えず、俺以外のフレンチどもの背中には冷たい汗が流れていたに違いがなかった。
 いったいこんな状況で何の冗談か、と言ってはいたが、冷や汗だったんだろ。w
 落ち着けよ。ww  死にはしないだろ。 いや、お前ら実は誰か殺してきたのか?ww

 予想通り、エレベーターはほどなくして動き出し、地上に降ろされた。
 よくある社会資本の未整備にありがちなことで、ちょっとしたトラブルでしかない。

 その連中、東洋人にこんな教養とは驚きだったのだろうが、俺はそのままガキっぽくニコやかに軽く去っていった。連中が唖然としていたのが背中ごしにわかった。 フレンチども。気取るならそれなりにしろ(笑)


 ラテンクォーターの売春婦も実はフレンチではない。
 スタイルのよいストリップの女もほとんどがフレンチではないのだ。
 
 日本人のワイン作りの農場主が強制帰国、排斥されそうだというので署名騒ぎになった。
 色々と建前はあるらしいが、結局、「極上のワインはフレンチこそが造らねばならぬ」というフレンチの思い込みと独善が透けて見えるというだけだ。 
 
にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ   
この記事が悪くなかったらクリックをお願いします! 
 

違いがわかる男


違いがわかる男

 「違いがわかる」・・・ そして、「男」と書いて、「ヒト」とルビをふっています。
 やり方が最先端ですね。
 今はジェンダーとかでなにかと五月蝿いわけですし。

 このブランドは安心の現行品。
 いつまでも末永く、店の売り場を賑わしていただきたいものです。いやほんと。
 昔はアタシもよく買ってました。
 しかし最近というか、ここずうっと、確かに色んな類似商品と比較すればお高いわけですから、すっかりインドネシアとかエジプトとか親日国のものにシフトしてしまい、ずっと飲んでおりません。
 こういうブランドというのは、一度裏切るとなかなか戻ってはこれないものなのです。

 
 こんな昔の時代は、家庭でもドリップなんかやってました。
 やはり豆のコーヒーに勝るものはない。 


 うちの嫁と出会ったときに、ペーパーフィルターなんかを使って淹れてくれたりしましてね。
 こっちはせいぜい飲んでいるのはモーニングセットのブレンドか、インスタントのゴールドブレンドですからね、びっくりしましたよ。
 朝、わざわざコーヒー豆を買いに出かけて行ったんです。
 二人の朝を過ごしてね、切れちゃったとかなんとか言って、駅前の店にコーヒー豆を買いに行った。
 確か豆はマンデリンだった。
 衝撃でした(笑)。あれでイチコロだった。神田川みたいな思い出です。陽のポカポカと差し込む、素晴らしい朝だった。






 サイフォンなんか、それもわざわざアルコールランプで入れたりとかね、そういうものもハヤりました。
 遣いなんかで訪れると偉いお方が迎えてくれて、わざわざこのサイフォンを引っ張り出してきて淹れてくれた。
 まるで昭和の映画のようでしたよ。嬉しそうにまた、御仁がそれをポコポコやるんだ。
 こっちはチョコかウィスキーボンボンのほうがよっぽどなのに、葉巻までくれて。
 二人で差し向かいでね、たいした話もないもんだから黙ってそのコーヒーをいただいた。
 こっちは吸った残りの葉巻をナプキンにそっと包みましてね、それをポケットに入れて持ち帰った。ポケットどころか上着が臭くなって往生しました。


 サイフォンがハヤった時代でも、このゴールドブレンドはなかなか売れていたでしょう。
 きっとそれはこのシリーズCMのおかげでしょうかね。「違いの分かる男の」って、他にも歌舞伎役者とか作家とか、色々な方が出てました。


 最近、珍しくドリップで豆のコーヒーを飲みましてね。抽選かなんかでタダでくれたもんだから、ペーパーと豆がセットになっているのを飲んでみました。
 久しぶりに飲むとなかなか優しい味ですな。そこいくとゴールドブレンドはコーヒーの濃い記憶しかない。圧縮したような、まあ悪くはないんだろうけど、一種のクスリみたいなね。
 やっぱりインスタントってもんはそんなもんでしょうか。
 そういう「違い」が分かっちゃうのも彼らには困るでしょうね。 


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ   
この記事が悪くなかったらクリックをお願いします!

アメリカ西海岸の旅が当たる

アメリカ西海岸の旅が当たる

  オールドスパイスの広告。 男の香水。
 このキャンペーンでは西海岸ときたらサンフランシスコ、今ならハイテク村の見物ってことだろうか。
 ロスはやはり都会過ぎる。 

 この時代にしても、西海岸のゴールドを求めてあるいは新天地を求めて、旅したリード・ドナー隊のような話には関心は向けられなかっただろう。アメリカは国が若いだけに早く時間が過ぎる。

 近代、つい最近はサンフランシスコはフィリップマーロウの舞台でもあった。
 そういう人生がある街。




 悪くはない。

 もっと古いというならドック・オブ・ザ・ベイだ。

 


にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ   
この記事が悪くなかったらクリックをお願いします!


ナガオカのレコード針

ナガオカのレコード針

「姉さん」。
 「お姉さん」とはどういうことかと思ったら、自分の身内ということらしい。
 姉(アネキ)を姉さんとは言わないと思うけど。 古い時代のセンスだとそうなのかね。

 要するに、
「ほらほら、女なんかに負けるなよ。
   凝り性は男の特権だ。やらないでは男がすたるではないか。」
 などと広告で焚きつけているわけ。





 背景にはマニキュアがあって、タバコがくゆっている。
 タバコは細身で、口紅がついているようだ。
 女を描くためのキーワードも想像力も貧弱だ。まあそこは昔のことだから。

 で? それじゃあ、何をその姉は聞いてるとするのかな?(笑)
 ジャズの線はないよ。この写真じゃ。
 こんなメタルの灰皿じゃジャズじゃない。アネキはまるで水商売にしか見えないのだが。
 としたら、まさか歌謡曲ってオチじゃないよね。

 そういうところも作っておかないとダメだ。
 言わない部分、見えない部分にも仕事をしておく。
 それが仕事というものだ。
 そんなことさえ考えなくてもよかった時代なんだろう。お気楽な、無能でもなんとかやれた時代。

 我々は気がついたらそんな古い時代の後始末をさせられていることがある。
 今はネットとPCがある時代。頭の悪さはずっと昔よりも目立つようになった。
 色んなことに気付けること。あらかじめ想定できること。そういうものは大事だ。

 にほんブログ村 その他趣味ブログ 昭和レトロへ   
この記事が悪くなかったらクリックをお願いします!
 
ブログランキング(押してね)